2006年03月14日

手術までの道程

前回の続きです。なが〜いグチ第2弾。

獣医学の本を取り出し、説明して下さる先生。
「もともとトイプードル等の小型犬に多いんですが、最近柴犬も増えてますね。生まれつき、膝の皿が嵌まる溝が浅い状態なんです。」
膝蓋骨脱臼のグレードは4段階。
T:手で膝蓋骨を押すと脱臼するが、離すと正常位置に戻る(亜脱臼状態)
U:膝を曲げたり手で押したりすると外れるが、膝を伸ばしたり手で押せば戻る
V:常に脱臼しているが、手で押すと戻り、離すと外れる
W:常に脱臼しており、手で押しても戻らない
このうちグレードV・Wは殆どが手術になると云う。琥珀の足は右足がV、左足もT〜Uの状態だった。レントゲンも撮ってもらう。2週間前には正常な位置にあった膝蓋骨が、内側にズレて写っていた。
「ここに手あててみて。」先生が言うとおり、膝に手をあてる。先生が伸ばしていた足を曲げると、ボコッと云う感触が伝わった。膝蓋骨が外れた感触。しかし膝の皿が外れたっつーのに反応も示さない琥珀。
「外れてる状態に慣れてしまってるんでしょう。もうほっといて治る状態ではないですから、外科手術をお勧めします。」但し、そこの病院では中型犬の手術はやっていないとの事。大学病院を紹介すると言う。
「中型犬の手術は難しくて、個人病院で手術しても、繰り返しちゃう子もいるんですよ。」ほお、そんなに重大な事態ですか。左足も手術になりますかの?
「それは先生の方針によって変わりますが、私は手術した方が良いと思います。」が、大学病院は混んでいる。診察日も曜日によって科が決まっている。おまけに受験シーズンで大学も忙しいから、診察を受けるのに1ヶ月以上待たされる場合もある。流石大学病院、お高い(偏見含)。ご家族と相談して下さい、と言われ、その日は帰ることにする。
受付のおねーちゃんにいっぱい構ってもらった琥珀はご機嫌で歩いて行く。飼い主はハンパなくヘコんでいた。
色々考える。畳ですっころんだ時の事。それまで平気だったのが何故急に。要因はいくつも思い当たった。
この時期、琥珀は最成長期だったようで、1ヶ月で体重が2s近く増えていた。足の裏の毛が伸びて、滑り易くなっていた。散歩の引きが強くなって来たので、リーダーウォークの真似事をし出していた。畳の上でボールを投げて遊び始めた。全てが自分のせいに思えた。
やっと散歩中笑顔見せてくれるようになったのにな・・・時々こっち見上げてくれるようにもなったのにな・・・室内での取って来いもうまくなってきたのにな・・・そろそろロングリード買おうかと思ってたんだけど、ああでもおもいっきり走らせる前で良かったかもな・・・・・・。家に着く頃にはもう半泣きである。
夜帰ってきた旦那に報告して、どうするか相談。大学病院に大いなる偏見を持っているワタクシ達、嫌じゃと云う結論に到着。結局ワクチンでお世話になった先生の所へ、次の日の朝電話。朝から雪が降っとったが診せに行く事に。(勿論運転は旦那。)
朝一番に電話して、大雪の日に夫婦そろって子犬抱えて来た畜主。よっぽど深刻な顔してたんじゃろうて、「そんなに深刻になる事ないよ」と先生は笑っておられた。この症状の子はそっこら中にいるし、今すぐ手術しなきゃ歩けなくなるわけでもないと。「本人(犬)は困ってないしね。」「このコ避妊もするんだよね。一緒にやっちゃえば?」昨日の先生とは違い、あっさりおっしゃるこちらの先生。まだ6ヶ月になってないし、それまでは痛み止めの薬だけ。って事で薬もらって帰宅。
さて、落ち着いてヘコみから回復すると、ムカついたのは最初に診せた医者。2回診せたのだ、気付いたって良いじゃないか。
可能性は疑っていたんじゃないかと思う。「生まれつき膝が弱いかも」とゆー言葉があったから。それならそれで可能性を示唆して欲しかった。そうすれば、サプリや生活の改善で何とか凌げたかもしれない。恨み言の一つや二つ、言ったところでバチは当たるまい。
先生も助手の女性もほんとに感じのいい人だった。今でもそう思う。琥珀も2人が大好きだった。でも琥珀にとって良い医者じゃなかった。だからそこには2度と行ってないしこれからも行かない。

さて、手術の決まった琥珀さん。6ヶ月になったら手術〜と思っていたのに、すでに7ヶ月。なんで1ヵ月も遅れたかっつーと、6ヶ月を待たずして初ヒートが来てしまったんですな。早い、早すぎる。しかもそれが1ヶ月以上続きおった。長い、長すぎる。そんで先日、ようやっと手術が出来たんですな。やれやれ。

皆様も愛犬の足はよ〜く観察して下さいませ。○ーバ3月号でも特集されとったように、ホントに柴犬にも増えとるらしいでの。そんで少しでも歩き方や立ち姿に異常があれば、早めに病院で診察を受ける事をお勧めします。早期発見が、愛犬を救うのです(ホントは怖い家庭の医学風)。でもうちの様な例もあるので、診断に疑問を感じたら、早めにセカンドオピニオンをつける事もお勧めしますじゃ。

此処まで読んで下さった方、取り留めない文章にお付き合い頂いて感謝です。(ペコリm(--)m)
kohaku_01 217.jpg
長すぎまち。ダルダルでち。

す、すいません・・・・・・(T-T)





【膝蓋骨脱臼の最新記事】
ニックネーム コカ at 10:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 膝蓋骨脱臼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
琥珀ちゃん、少し元気になったの。
良かった〜。
何か痛そうな様子見ているだけでこっちが凹んじゃうもんねぇ。
それにしても、最初の病院、酷いね。
いくらでも文句言っていいと思うよ。
八雲も今の病院で3件目。2件目は名医って言われてたけど、八雲が怖がってダメだったわ。
八雲も元々膝が弱ったのかも・・・。
やっぱり、歩き方おかしかったもん。
いい病院を見つけるのは難しいよね。

リンク、OKです〜。
あんな超初心者ブログでよければいっくらでもリンクして〜。
こちらからもリンクさせてね。

Posted by バルママ at 2006年03月14日 16:16
◆バルママさま◆
元々膝が弱いんだとしたら、一応反対の足にも注意した方がいいですよ。生まれつきの場合、片足だけ悪いって事はまずないそうです。大抵両足とも同じ状態なんですって。

リンク有り難うございます〜、早速貼らせて頂きました\(^0^)/ 初心者同士これからも宜しくお願いしますね!
Posted by コカ at 2006年03月14日 17:24
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